東京区部の面積に550万人が暮らすシンガポールは、ラッフルズ卿によって作られたアジア第一の交易都市から、近年は世界屈指の金融センターに変貌している。街のシンボルも勢いよく口から水を吐くマーライオンから、天空のプールを有するカジノホテルMarina B…

タイで気軽に遊べるリゾートの定番はプーケット。未経験でもカナヅチでもCORAL ISLANDに行けば、ヘルパー付パラセーリングで大海原の空中散歩を楽しめる。ビーチで日焼けするビキニ美女を眺め、癒しの森のカナシィアスパCannaceae Spaで体をほぐし、さあ夕方…

ベトナム通貨は1万ドンが50円くらいなので両替するとポケットがパンパンになってしまうが、その紙幣の顔は全て建国の父ホーチミン。ベトナム統一を確信しつつ1969年に急逝した「ホーおじさん」が、民衆に愛されたお姿のままガラスケースに冷凍安置されている…

ミュージカル「ミスサイゴン」最大の見せ場であるヘリコプター脱出シーンのとおり1975年に南ベトナムの首都サイゴンは陥落し、北ベトナム建国の父でありフランス・アメリカとの戦いを勝利に導いた英雄の名を冠してホーチミン市と呼ばれることになった。戦車…

ホーチミン市から飛行機で１時間、ベトナム南部のリゾート、白砂のビーチとシーフードの街ニャチャンに泊まるならホテルIntercontinental Nya Trangに限る。なぜなら建物内に素材の良さと確かな調理で評判のレストランCosta Seafoodがあり、清潔な部屋は快適…

3500年の歴史…古代ギリシャ文明の中心…繁栄したポリス都市国家…デモクラシー民主政の起源…ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか？…アクロポリスの丘…パルテノン神殿…近代オリンピック発祥の地。アテネは何処を歩いても街中が遺跡だから見どころが多過ぎて足腰も眼…

世界一の夕陽！とか、愛の成就する夕陽！といわれる絶景スポットは世界いたるところにあるが、群を抜いて人気ナンバーワンはサントリーニ北端イアOiaの古城要塞と風車の街並みから見るエーゲ海に沈む夕陽で間違いない。言い伝えを信じてこの瞬間にプロポーズ…

アテネからサントリーニ島までは50分のフライトが便利だが時間に余裕のある人はミコノス島経由の船旅も楽しいだろう。島の玄関港Old Portから遥か断崖絶壁の上にある賑わいの街フィラFiraへのアプローチは半端ではなく、ゴンドラも利用できるが旅情を感じる…

憧れのギリシャ！そしてエーゲ海…と聞くだけでも夢の世界だが、サントリーニ島…となるとイメージは天国に近い。中でも北部地区イアOiaの最高級ホテルKatikiesカティキエスは正真正銘の極楽である。全室オーシャンビューの白亜の客室は静かで清潔ヒンヤリ快適…

スペインで一番古い港と言われるカディスCadisはフェニキア交易やコロンブスの船出で知られる落ち着いた古都。のどかな雰囲気の街中には何故か並んで双子用バギーを押すママ友の集まりが目につく。空と同化する海岸線を眺めながらビーチで遊ぶもよし、湾内遊…

タホ渓谷に切り立つ標高差750mの断崖絶壁の街ロンダ。新市街と旧市街を結ぶヌエボ橋の高さは98m。この雄大かつ悪魔的景観を一望する絶景スポットCasa Don Bosco聖職者ボスコの家は19～20世紀に建てられたサレジオ会の保養所で、本人が住むことはなかったそう…

マラガからマルベーリャを経てジブラルタルに向かう地中海街道には対岸のアフリカ大陸を間近に眺めるビーチもあり、1年のうち320日は晴と言う天気を生かしたメガソーラーや強い風を生かした風力発電用プロペラが活躍しているが、かつて風車を巨人と信じ愛馬…

南スペインの太陽溢れる海岸Costa del Solはフランスの紺碧海岸Côte d'Azurとならぶ地中海屈指のリゾートエリア。高級ホテルやコンドミが立ち並び、アラブの要塞など歴史探訪も楽しめる国際都市Málagaの中心Plaza de la Mercedメルセー広場の一角で1881年に…

グラナダと言えば花と噴水のアルハンブラ宮殿…この名を聞くだけで耳に浮かぶギターの弾きに心が躍る。高台にも拘らずシエラネバダの水が滾々と溢れる緑豊かな夏の離宮ヘネラリフェ庭園、馬を繋ぐ金具ひとつまで権威を感じさせるカルロス5世宮など見学は数時…

バレンシアオレンジと色とりどりの花が咲き乱れる古都コルドバは、花の小径や邸宅のパティオ見学も有名だが土産物店のカラフル絵皿まで百花繚乱。石灰岩と赤レンガの独特のアーチにビックリ仰天の世界遺産メスキータは、巨大モスク建築の中にカトリック大聖…

南スペインAndaluciaは太陽とオレンジに溢れていて毎日ウキウキの連続だが、暑さも格別なので冷たくて刺激が心地よいトマトとパプリカ風味のガスパッチョとドライなスパークリングCAVAは欠かせない。セビーリャと言えば元祖美食家ロッシーニのオペラに出てく…

Amalfiから30分の快適な船旅で到着するPositanoはまさにこの世のパラダイス！遠く沖合からは紺碧の海と空の間に立ち上がる断崖絶壁に絵具を撒き散らしたモザイク模様にしか見えないが、入り江に近づくと本当に人が暮らし賑わう街だということがだんだん分か…

アマルフィ―と言う甘酸っぱい響きに日本人は特別弱いようで鎌倉七里ヶ浜をはじめ国内に同名のイタリア料理店も多いが南イタリアの海と太陽とレモンは望むべくもない。さすが本場は恋人たちの聖地に相応しく船着場でいきなりプロポーズが成立したカップルがキ…

風光明媚な高級リゾートRavelloの一日はAmalfi往復シャトルのバス停や中央広場Plaza Centraleにも近くて快適な由緒ある５つ星パルンボHotel Palumbo Ravelloの緑に囲まれた爽やかなデッキで大海原と青空を眺めながらの優雅な朝食で始まる。天空の小さな街は…

誰もが憧れる南イタリア随一の海岸と言えばアマルフィを思い浮かべる人が多いが、実は標高350mの高原都市ラヴェッロこそ紺碧のサレルノ湾を一望する超特級の天空リゾートだ。Duomo広場から15分ほど歩いた北端、色とりどりの珍しい花が咲き誇る回廊に白い大理…

アルベルベッロのトゥルッリ同様にマテーラのサッシにも宿泊できるが、岩をくり抜いた歴史建造物なのでエレベーターは殆どなく自分のトランクは階段とスロープで運ばなければならない。サッシホテルLocanda Di San Martinoは街歩きに便利なVia Fiorentini通…

キリスト処刑を描いた映画「パッション」のロケ地であり宮崎駿監督が「天空の城ラピュタ」の着想を得た街と言うだけでバジリカータ州マテーラが地球上で唯一無二の存在と納得できる。旧市街チヴィタの南北Sasso (岩)を合わせて複数形Sassiサッシと呼ぶが何と…

アルベロベッロから10分程の電車の旅をすると尖塔のあるトゥルッリが市街地だけでなくオリーブ樹林やブドウ畑にも点在し一般的な住宅だったことが分かる。観光地とは思えない閑散とした駅前からトボトボ目指すは極上の白ワイン産地としても有名な魅惑の小都…

Alberobelloは素晴らしい木と言う名前だけあって石灰岩と漆喰と石畳で出来ている街にしては緑が多く安らげる。本物の歴史的建造物に宿泊できるCharming Trulliの玄関もブドウの葉で覆われ中に入ればヒンヤリ涼しくロマンティックな白い室内は快適そのもの…野…

世界ふしぎ発見！そのものズバリ…名前からして夢のような南イタリアのおとぎの国アルベロベッロ。白い漆喰壁に平たい石材を積み重ねて作られる円錐形の住居Trulliトゥルッリが延々と林立する街並みに一歩足を踏み入れると時空を超越した宇宙に迷い込んだ感覚…

オランダと言えば風車…だが街中ではなかなかお目に掛かれない。国土の25％が海抜より低いため干拓用の水汲み役として普及した風車は、製粉のほか製材、製紙、製油、染料製造などの動力としても多岐に活躍した。かつて1000基以上が羽根を回したオランダ初の工…

4月から9月の毎週金曜日10:00に始まる世界最大＆最古のチーズ市はアムステルダムからインターシティーICで35分のアルクマールが舞台。木靴を履いた民族衣装の可愛い…といってもかなり長身のチーズ娘が明るい笑顔で道案内してくれる。一般的には小さな球形が…

デルフトブルーの街に到着するとフェルメールの街にようこそ！と駅看板の前で陶器柄風コスチュームの案内人が出迎えてくれる。王室御用達工房Royal Delftの繊細な絵付けなどの工程を間近で見れば熟練の職人技が作り出すデルフト焼のプライスの高さに納得。中…

オランダの首都はアムステルダムだが国王執務室や国会議事堂、官庁などは電車で１時間の歴史保存都市デンハーグにある。しかし役所に用のない観光客のお目当ては青いターバンを巻いた真珠の首飾りの少女！東京の特別展では数時間待ちの後に立ち止まらないで…

アムステルダム市内のゴッホ美術館Van Gogh Museumでの感動をさらに深めるには電車で１時間弱のEde-Wageningen駅前から出る108番バスを途中の停留所Otterlo Rotondeで106番に乗換えてオランダ最大の国立公園デホーヘフェルウェの園内にあるクレラーミュラー…