岡光彦のMy Happy Restaurant世界あの街この店

ヨーロッパ・アジアの楽しく美味しい街ある記

2022コロナにめげずワイン旅(4)フランスでもビール 

2022コロナにめげずワイン旅…美酒美食雑感(4)フランスでもビール 
ラングドックルーションもプロヴァンス…もちろんワインのお勧めはロゼ!と言いつつ…以下は余談ですが…
フランスはワイン大国なのでビールなんて邪道!なんて固定観念はありませんか??
日本だって日本酒ばかりじゃないように…フランスでも特に暑い日のランチタイムには「まず…ビール!」という人も実は多い。当然ながらEUなのでベルギービールもドイツビールも普及しているが、意外に「ウマイ!」のがフランス産やイタリア産ビール。
 カルカッソンヌ名物の豆と肉の煮込み料理カスレには地元で人気のビールCIUTATがピッタリ…力強い泡が青空に映える!
オシャレな海辺のリゾート・セートでは、老舗イタリアンMaisonPoliteでラビオリに合わせて渋いオヤジラベルのイタリアビールBIERRA MORETTI。
夜はモダンな創作フレンチParis Meditaranianで、ビールとワインのハイブリッド酵母から生まれるコクのある独特なフレンチビール
IPAの LA MALPOLONを初体験!!こりゃ味わい深い…なかなか手ごわいビールじゃわい!
ちなみに帰路…乗継とPCR検査で立ち寄ったイスタンブールでも…トルコ産EFESビールとロゼワイン!!
いや~世界中どこに行っても…ちょいと歩いた後の一杯は…どうしてこんなに美味しいのかなあ??

40℃の中での城歩きには冷え冷えビールが欠かせない

イタリアビールはちょいと斜に構えて飲みたい😎
 
FRENCH IPA はビールではないビール‼️ハイブリッド酵母の個性を楽しもう😋

喉越しスッキリのEFESはトルコを代表する国民的ビール

 
 

2022コロナにめげずワイン旅(3)カルカッソンヌ

 

2022コロナにめげずワイン旅…美酒美食雑感(3)カルカッソンヌ
南フランス世界遺産の街…カルカッソンヌ城の一部を利用したホテル・ド・ラ・シテのディナーは、我々の結婚50年の先取り祝いとしてホテルから頂戴したクレマン・ドゥ・リムSieur d'Arques Première Bulle Brutで乾杯。オシャレな料理には城の麓の村で作られるまさに地酒のDomaine de la Sapinièreロゼ。ライトアップされた美しい夜景を眺めながらの食後は地酒の甘口バニュルスBanyulsで一丁出来上がり!
ファミリーツアーの打ち上げは水路と噴水のオシャレタウン・ニームのセレブホテル中庭レストランL.IMPEでピエール・ガニエール監修のオシャレメニューに合わせて、もちろんラングドックルーションのロゼ!シラー・グルナッシュ・カリニャンからなる味わい深いSérénade Poivre d'Aneをマグナムボトルで!
ニームの帆布がアメリカでジーンズに変身したといわれるがニームにはデニムの店はない…まあそんなことに関係なく結論としては夏の南仏にはロゼが似合う!!

婿殿が予約時に結婚50年記念と言ってくれたので部屋にはプレミアのクレマン レストランに持込みもOK

カルカッソンヌ城から見える葡萄畑

まさに地酒…ラベルの雰囲気も最高!
ニームにピッタリのロゼ セレナーデ

 

2022コロナにめげずワイン旅(2)山村三ツ星

2022コロナにめげずワイン旅…美酒美食雑感(2)ラングドックルーションの山村三ツ星
南仏ラングドックルーションはフランス全土のブドウ栽培面積の40%を占め年間300日の晴天率から生産量でも一番。もっとも今年はカラカラで山火事も発生しているが!今回の旅行のハイライト…山村フォンジョンクーズの三ッ星オーベルジュ・デュ・ビュー・ビュイでも、名匠ジル・グジョン氏の独創的な料理に合わせてのソムリエお勧めは、もちろんこの地方の名酒!
かわいらしい前菜にはすっきりスパークリングのクレマン・ドゥ・リムMouscaillo。魚とトマトにはコルビエールのロゼMETISSE。肉とチーズにはシラー主体の一見濃厚だが飲みやすいLe Roc des Anges Australe。どれも決してお高くない地元の人気ワイン。こんな気さくさも人口150人の山村に人を引き付ける魅力の一つかも・・・?

20220811 小さなアミューズにも地元野菜の拘りあり
 
品質の高いコルビエール ロゼ

濃厚な赤ワインにジル・グジョンのロゴが映える
グルナッシュ LE ROC DES ANGES 2019

 
個性豊かなチーズもワインのお楽しみ

2022コロナにめげずワイン旅(1)ヌフパプ

2022コロナにめげずワイン旅…美酒美食雑感(1)ヌフパプ
ロバートパーカーによって最高評価を受け、人気アニメ「神の雫」でも絶賛され、今や略称「ヌフパプ」で通用する人気ワインとなったシャトーヌフ・デュ・パプCHATEAUNUEF-DU-PAPE(法王の新しい城)。
丘にそびえる勇壮な姿を彷彿させる城址公園から一望できる小石がゴロゴロする特徴ある畑で作られる、この地のワインだけに許された13種類ものブドウ品種から生まれる多彩な味わいの日本での価格は一本約6千円から数万円まで。
パリ発のTGVで3時間弱のローヌ主要都市アヴィニョンから車で30分…Clos Saint Jeanに到着すると他のスタッフ全員がバカンス中にも拘わらず、ただ一人、オーナーMaurelファミリー代表としてテニスで日焼けしたイケメン若手醸造家のValentinさんが出迎えてくれた。古木に拘って厳選したブドウでの少量生産のためほぼ売約済みだが、特別に最高級ランクを含む4種を試飲させていただき、当夜の娘婿パパのバースデーディナー用に希少な白1本を直売して貰った。
 実は歌で名高いアヴィニョンの橋は半分が流されて向こう岸に行けないので「橋の上で踊る」しかないのだが、街を見下ろすテラスで美しいディナーを楽しめるレストランSEVINで、抜栓するには早すぎてモッタイナイと思いつつ「ここでしか味わえない白ヌフパプ新酒の風味」を思う存分満喫すれば、まさに身も心も踊り出す!!
思えば当時サントリー広報マンだった友人のご縁から東京ガスのキッチンスタジオで田崎真也氏がワインに合う料理を作るという企画に関わらせていただいた折に「リーズナブルで美味しいシャトーヌフ・デュ・パプを覚えておいた方がいいですよ」と聞いたのは30年も前!…さすが世界の田崎さんだなあ…と改めて記憶と感動が蘇った!!

20220809 ヌフパプ城址 周りの葡萄畑を一望

若手醸造家Valentineさん
 
アヴィニョン SEVIN オシャレな前菜

希少な白ヌフパプ2021 地元で飲めば気分も最高!
 

たっぷり堪能!地中海

パリから…橋の上で踊ろう♪のアヴィニョン…フランスのベニスとも言われる海辺の街セート…フラミンゴ色のグリュイッサン塩田とペリアック・ド・メール干潟…山村フォンジョンクーズの名匠ジル・グジョンの隠れ三ッ星…天空の世界遺産城塞都市カルカッソンヌ…特産の生地からデニムの語源ともなったフランス最古の古代ローマ都市ニーム…とローカルな南フランスをタップリ堪能。
娘夫婦+ダブル両親=6人が全員揃って快適なレンタ大型バンで連日(山火事になりそうな?)晴天の中で…よく歩き+よく食べ+よく笑った…本当に楽しく充実したバカンス…しかも久々に鬱陶しいマスクなしの毎日。
伝統あるフランス企業の日本法人代表として超多忙な中でも移動・ホテル・観光・レストラン・現地の知人との面談などなど…寸暇を惜しんで手配してくれた本当に優しい優しい婿殿に改めて感謝感謝のツアーでした。
 他の4人はさらにアルル経由でカマルグでの親族ブライダルParty参列などに向かうため我々2人はニームから帰国の途に…と言ってもコロナ禍の時世…パリに戻ればアラスカ周りの長時間フライト…ならば!と思い切ってバスでマルセイユ空港に行きトルコ経由で帰国することにしたのだが…ここで一番のガラパゴスNIPPON問題…COVID陰性証明を取得しなければ帰れない唯一の国!?…
ということで…結局イスタンブールで2泊してPCR検査を受けることに…まあ日頃の行いが良かったのか?いつもながらのマダムのお蔭か?ブルーモスク至近の格安で快適な民宿みたいなFour Doors Hotelのオヤジさんに相談したら…何と10分後には近所のドクターを呼び寄せてロビーでアッという間に口腔&鼻孔ダブルチェックの正規採取を格安で完了!結果は遊んで待つしかないので地下宮殿(貯水池)やモザイクタイルを張り巡らしたモスクなど観光して戻り…夕刻ベリーダンス付きボスポラス海峡クルーズのピックアップが来るタイミングには…晴れてNEGATIVEの証明書が届いていた!!
ああ!ありがとう!トルコ!さすがウクライナの小麦輸出を実現した国だ!!
それに引き換え…我が大国は…陰性証明書も国際標準版だけでなく日本書式版が必要で…しかも入国時には「厚生労働省が指定する入国者健康居所確認アプリ」を事前インストールしていないと検疫所で並ばせられて係員にアプリインストールしてもらいQRコードのプリントを頂かないと先に進めない…その後も数段階の問診を経て…まあ入国できたのだから…これ以上は文句を言うまい…
と思えど…このシステムは同じ役所の国内感染者管理アプリと東京都や区の保健所のコロナ管理アプリとは何のリンクもしていないらしい…バラバラ行政で余計な労力と経費ばかり掛けて何の実効もない役所仕事…
これじゃ統一教会の反社規制もできるはずがない…ああ!この国はどうなるんだろう??
入国不可になってイスタンブール経由でフランスに送還されてマスクなし生活を楽しんでいた方がよかったかも…(ということでとりあえず帰国しました…重々ご心配おかけして恐縮です😅

ベニスを思わせるセート 地中海のリゾート

塩田の海はフラミンゴ色

さすが三ツ星のワインリスト でも地元ワインは安くてビックリ 
オーベルジュ・デュ・ビュー・ ビュイ

書類と問診だらけ でもワクチン証明書は世界的には全く無用でした🥲

 

南仏オーベルジュライフを満喫

南仏の山奥フォンジョンクーズ村の三つ星オーベルジュ・デュ・ビュー・ビュイでは高名なMOFシェフの写真とコックコートが飾られた特別室に宿泊することができる…ちなみにマイルームはトロワグロ!
もちろん朝食はプールサイド…5時間ディナー開けでもヨーグルトと採れたて自家栽培野菜で爽やかになれる😄
そう言えば昨夜の前菜の3種トマトも美しかった😋しかも素晴らしい料理作りを支えているのは日本から修行中の若き堀田直矢シェフ…ジル・グション名匠の信頼も厚いイケメン好青年‼️いつの日か日本で人気店のオーナーシェフになるに違いないので…皆さまお名前を記憶してくださいね〜😄
室内、、「Pierre Troisgres 12」というテキストの画像のようです
名匠トロワグロの間に宿泊
1人、フルーツ、アウトドアの画像のようです
プールサイドでの朝食 ヨーグルトはヤギ乳と牛乳
食品、室内の画像のようです
ビュッフェと別にキッチンからたっぷりサラダ
食品、室内の画像のようです
昨夜のディナーでもトマト3種が活躍
5人、座っている人、立っている人、室内の画像のようです
オテル・ドゥ・ミクニなどを経てフランス修行はすでに10年の堀田シェフ
 
 
 

秘境の三ッ星レストラン

今回のフランスツアーのハイライトは南仏ラングドック・ルーションでもなかなか行きにくい人口150人の秘境フォンジョンクーズ村で長年ミシュラン三つ星に輝く知る人ぞ知る名店オーベルジュ・デュ・ビュー・ビュイで…TV番組のレギュラーとしても大人気のジル・グジョン・シェフの斬新な美食メニューを堪能すること😄
そりゃあ20:00から夜中1:00までの5時間ディナーは泊まらなきゃ頂けませんよね~😅遊び心いっぱいのシェフのサプライズは素晴らしい‼️
乾杯のスパークリングに鮮やかなロゼそしてグルナッシュの風味豊かな赤ワイン🍷はもちろん全て地酒をチョイス…ああ満足の夜は更けゆくなり😴

エントランスにもお魚のデザイン

地元の名高いスパークリングワイン クレマン・ドゥ・リム

これまた地元の銘酒 鮮やかな濃ピンク コルビエール ロゼ

写真の説明はありません。

シメはグルナッシュ LE ROC DES ANGES 2019
デザートの画像のようです
デザートは0時過ぎ😴
3人、座っている人、立っている人、室内の画像のようです
テレビの料理の鉄人みたいな番組のレギュラー審査員 右のシェフがジル・グジョン氏
3人、室内の画像のようです
Bon Appétit !!